見守りビッグデータシステム

背景

高齢化の2025年問題では、介護施設現場での被介護者の数は増えていく一方、介護士が不足している現状がある。しかし介護士の業務は、食事・排泄・着替にはじまる日常行動の補助から夜間の見回り迄膨大!

更に、介護保険の適用基準である要介護度は、7段階に区別されるが、この判定は判定者(認定調査員)によりバラツキがあって、客観性を担保しにくい側面を持ちます。

これ等の問題・課題の解決策に「 介護施設向け 見守りビッグデータ利活用システム」を研究テーマとし、介護施設向けの見守りデータ収集システムと自立度判定システムの開発を行った。

介護施設向け見守りビックデータ利活用システム

「介護施設向け見守りビッグデータ利活用システム」は、IoTを用いて各種センサーからの生体情報・位置情報をクラウドサーバにて収集・解析する。

取得した各種データから、被介護者の日常生活行動(ADL)を自動的に計測し、FIM(機能的自立度評価法)で日常の5つの基本行動(食事、整容、移動、移乗、排泄)をセンサデータより自動判定、この結果をアプリケーションで介護従事者、施設の方が利用する。

実証テストを都内の介護施設様の協力を得て行なった。

実際に自立度判定の基本的データ取得、介護者・非介護者の動線把握を行う事が可能となり、高齢者の日常生活を切れ目なくデータ化し、その結果を可視化する実証を行なった。

成果と今後の展開

IoTによって日々計測して蓄積したデータ解析からFIM(機能的自立度評価法)を客観的に判定し、日常の5つの基本行動(食事、整容、移動、移乗、排泄)の機能をアプリケーションによって可視化した。

アプリケーションでは、見守りデータ、介護日誌連携によってFIMの機能低下、生活不活発病の進行度、リハビリの効果についてわかるようになる。

これらの情報を基に、要介護度判定へのデータ提供を行い、ケアプランの見直し、ご家族の説明等に利活用する。また介護従事者への負担軽減に繋がる。 実証テストでは、現場の皆さまの要望、改善点を頂き、これらを検討しシステムに反映して、更に使い安いコンパクトなシステムにする。

見守りデータ収集システム
自立度判定システムシステム
活動紹介動画